大阪伊丹空港撮影ポイント、猪名川土手に行ってみた
大阪伊丹空港は、撮影ポイントがたくさんあります。東に空港デッキ、西に伊丹スカイパークとスカイランドHARADA、南に千里川土手、北にエア・フロント・オアシス下河原と猪名川土手。
ネットでは主に西と南の評価が高いようです。北側はあまり言及されてないので行ってみました。
アクセス方法は、車ならエア・フロント・オアシス下河原の駐車場といいたいところですが、台数が限られているのでお薦めできません。路上駐車をしていると・・・
しっかりと駐車違反をとられてしまいます。今回はJR北伊丹駅前の西猪名公園駐車場を利用しました。ただし、この駐車場は盛夏の休日だとウォーターランド利用者でいっぱいになるようですので、避けたほうがよいかもしれません。
駐車料金は1回510円です。伊丹市の案内では500円となっていますが、情報が古いようです。消費税が5%から8%に上がったときに改定されたものと思われます。
駐車場からエア・フロント・オアシスまでは徒歩20分、エア・フロント・オアシスから猪名川土手撮影ポイントまでは徒歩10分というところです。持ち歩いたレンズは DA560、Σ18-35、Σ120-400 の3本でボディは K-3 と K-5IIs です。とても重いです。
DA560で撮りましたが、空気の揺らぎがすごいです。縮小すればわかりにくいですが、等倍鑑賞は難しいです。
着陸する飛行機を捕らえるとこのとおり。縮小でもはっきりと陽炎に邪魔されるのがわかります。
光量が足りているので、調子に乗ってHDリアコンをつけました。フルフレーム換算1200mmの世界ですが、ご覧のとおり。陽炎で邪魔されます。これでは DA560 の持ち腐れ。
気をとりなおし、Σ120-400 を使って上空通過する飛行機のおなかを撮ることにします。開放望遠端の甘いレンズですが、広角側で絞れば解像感のあるキリッとした画になります。
IBEXエアラインズの機体下部はこうなっているのですね。濃紺色と濃紅色という派手な色使い。横からはライン状にしか見えないのでアクセント的な色使いなのですが、こうしてみるとインパクトがあります。
A滑走路(空港ビルに近い側、短い方の滑走路)から飛び立つANA機を DA560テレコン付きでとらえました。空気の揺らぎが無視できる環境だと、テレコンをつけてもなかなかの画が出てきますね。
猪名川土手があまり話題にならないのは、望遠だと空気の揺らぎがかなりあることや、離陸した飛行機がすぐに高度を取ってしまうために撮影が難しいこと、なにより千里川土手という国内でも稀有な場所と競合して埋もれてしまうことがありそうです。
ついでにエア・フロント・オアシス下河原にも行きました。
エア・フロント・オアシスはヘリコプター離発着場に近いため、ヘリコプターが近くで見られます。この日は毎日新聞社のロゴをつけた機体が飛び立っていきました。
日時計です。撮影は午前11時過ぎですが、ほぼ合っていました。
Σ18-35 で撮影したものです。標準ズームでもここまで撮れますが、大きく写したいなら千里川土手の方が有利だと思われます。