五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

Kマウント機のロードマップに関する覚え書き2015年5月版

八百富写真機店さんのツイートで注目すべき内容がありました。

 続いてGRも在庫限りとなったようです。従来であれば、後継機ではないと言い張って前機種をダラダラと売っていたのですが、方針を変更したようです。K-3II発表時にK-3を買うと書いていましたが、あらためて考えることにします。

現在のKマウント機は3機種体制になっていると思っています。

上級系:K-5II(2012/10)→K-3(2013/11)→K-3II(2015/05)
入門系:K-30(2012/06)→K-50(2013/07)→K-S2(2015/03)
提案系:K-01(2012/03)→K-S1(2014/09)

括弧書きは発売年月です。上級系と入門系はほぼ1年半程度で更新となりますので、次の機種は来年の冬ボーナス前に登場することが予想されます。提案系はよくわかりませんが、他機種のリリースがない端境期を埋めるためにリリースされそうです。ここで問題になるのは今年後半に出るフルサイズ機で、4機種体制になるため、全般的な更新スケジュールは長めになりそうだと思っています。デジカメ市場が縮小していることもあり、3ラインを1年半で回すより、4ラインを2年で回すほうがやりやすいのではないかと思います。それらをふまえて、今後のリリースを予想すれば次のようになると考えています。

2015/11 フルサイズ
2016/03 提案系(K-02だったらいいのにな)
2016/11 上級系改め中級系(K-3III?)
2017/05 入門系(K-S3?)

私はフルサイズをすぐに購入するつもりはありませんし、レンズはともかくボディは型落ちで十分と考えています。しかしながら、もしK-3を買いそびれると次の購入タイミングは1年半後になってしまいます。それまでK-5IIsで頑張ることもできますが、K-3IIの後継が出るタイミングまで待ってK-3IIを購入するとなると、フラッシュありの機種はさらにその2年後になってしまいそうです。それでは長すぎます。

K-3IIの手ぶれ補正機能の向上はハードウェア的な改良も含まれていると推測していますし、発売から数日ですが評判は良さそうです。基本性能の向上は、買い替えの動機として相当高位になるのですが、フィールドカメラとして使う以上、それでなくても少ない機会のために外付けフラッシュを持ち歩くということがどうしてもできかねます。

現時点でつなぎとしてK-S1を購入し、1年半後に値ごろになったK-3IIを買うという予算組みも可能なのですが、K-S1の基本性能はK-5IIsに劣る部分が多すぎるので幸せになるのは難しいのではないかと思います。

以上、結論としては、K-3を今ポチるしかないということに。懐具合が相当毀損してる状況ですので、ここでK-3をポチるというのがどうしても恐ろしくて将来の自分に対する言い訳を先にしておくためのエントリーでした。