読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW 3rdレビュー

梅雨の晴れ間の日曜日を逃してはならないと、家事を手早く済ませて大阪府枚方市にある山田池公園へ DA560 を抱えて行きました。菖蒲園が期間限定で開園しているという記憶もあり、どんな様子か期待していたのです。

f:id:goryokyoki:20150624233926j:plain

行ったのは6月21日、開園期間の最終盤です。つまり・・・

f:id:goryokyoki:20150624234303j:plain

咲き乱れてない!!!実質的にもう終わっていたのです。一部の品種だけが咲いていました。ううむ、残念。真の姿は来年までおあずけです。

山田池公園は、名のとおり池があって鳥が飛来します。私は鳥屋さんではないので詳しくはわかりませんが、サギ・カモ・スズメ・ハトと初心者の練習にはもってこいの鳥はたくさんいます。

f:id:goryokyoki:20150625001244j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f8.0,ISO800 Flickrで見る

一番撮影しやすいのはサギでしょう。大型で静止しているため、落ち着いてシャッターを切ることができます。

f:id:goryokyoki:20150625001542j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f8.0,ISO1100 Flickrで見る

等倍でみるとDA★300ほどの解像がないように思いますが、微ブレしているのか、被写界深度が浅いので若干ボケているのか、ISOが高いので画像処理で塗りつぶされてしまってるのか原因がわかりかねます。

f:id:goryokyoki:20150625001621j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f5.6,ISO1600 Flickrで見る

他の小鳥に比べれば動きは少ないですが、羽をふくらませたり、首をかがめたりといろいろな動作をしてくれます。DA560は、長時間構えたままというわけにいかない重さなので、動きを捉えるのも慣れが必要と感じました。

f:id:goryokyoki:20150625001754j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f5.6,ISO800 Flickrで見る

カモがちょうど整列した瞬間を捉えることができました。縮小ではわかりにくいですが、ピントがちゃんと合ってるのは真ん中のカモだけで、左端のカモはボケはじめています。

f:id:goryokyoki:20150625001844j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f5.6,ISO800 Flickrで見る

橋の欄干に止まったところを狙いました。近距離でのピントは激薄です。等倍で見ていただくとわかるのですが、足の幅程度の被写界深度です。羽の部分はピントが来ていますが、頭の部分は被写界深度から外れてしまっているようです。

f:id:goryokyoki:20150625232030j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f8.0,ISO800 Flickrで見る

池を悠然と泳いでいる謎の生き物です。頭にのっているピンクのプラスチック片がなければ・・・と思いますが、しかたありません。水面がボケてヌメっとした感じに写っているのがいいですね。

f:id:goryokyoki:20150625002100j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f8.0,ISO560 Flickrで見る

f:id:goryokyoki:20150625002135j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f8.0,ISO1100 Flickrで見る

f:id:goryokyoki:20150625002145j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f8.0,ISO800 Flickrで見る

ほとんど咲き終わってしおれかけた花が多かったですが、少しだけ咲いているものがあったので撮ってみました。

以前、近距離撮影は得意ではないかもしれないと書きましたが、あれは間違いでした。ピントがあまりにも薄いのと、構えがまだ慣れていなかったのと、地面に近いところでは空気の揺らぎが発生しているために画が乱れたのが原因だと思います。

【2016年4月追記】近距離撮影が得意ではないということについて、実際近距離になると性能が落ちるそうです。第1回PENTAXミーティングの中で話題に上がっていた内容が、酔人日月抄さんのブログで記されています。(柔らかく読みやすい文章はお手本にさせていただいてます。動き物をペンタックス機でがんばっておられるので心強いです。ありがたや)性能が落ちるとはいえ、花の撮影に関して言えばそれがネガティブな方向に作用していないように思われます。長居植物園で蓮の花を撮ったときに DFA100 よりも若干柔らかめな描写を好ましく感じていました。【追記終わり】

手ぶれ補正もしっかりと効いているようで、とてもシャープに撮れています。

f:id:goryokyoki:20150625002412j:plain
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/60,f5.6,ISO560 Flickrで見る

これは手持ちでどこまで低速シャッターを切れるかを遊び心で1枚だけ撮ったのですが、思いの他ブレてませんでした。もちろん等倍で見れば微ブレしているわけですが、1/500と比較すると3段遅い1/60でここまで撮れれば上等。手ぶれ補正の優秀さにびっくりしました。

レンズカタログでは「十分な手ぶれ補正効果が得られない場合があります」と注記されていますが、人間側ががんばってブレを抑え込めばきちんと補正されるようです。

高い・重い・長い・ピント薄いと超望遠ならではの様々な負の要素がありますが、出てくる画はDA★300では得られないものがあります。望遠狂の私としては、もっともっと撮ってみたいと思わせる魅力がこのレンズにはあります。