桜をたずねて2016 石清水八幡宮
背割堤から歩いていける石清水八幡宮へ参りました。3/26-3/27で順次桜の名所めぐりをしましたが、やはりここでもソメイヨシノはほころんだばかりのところでした。
早かったのはわかっていたので仕方ないのですが、それでも残念。次の週の日曜日に満開になっているか、散っているいるかはわかりません。一瞬だけの美しさだからこそ、惹きつけるものがあるのですね。
せっかく国宝指定されたのですから、お参りしましょう。
このときの投稿で平成27年11月29日に皇太子殿下が行啓されるかも？と書いていましたが、ご参拝されたそうです。もともと皇室とはつながりがある神社ではありますが、国宝指定の答申が出された直後のご参拝ですので、やはり何らかの意味が込められているのですね。私のような一般人では推し量りかねるところですが。
皇太子同妃両殿下のご日程：平成27年（10月～12月） - 宮内庁
今年の2月9日、正式に国宝指定されたそうです。普通に参拝したのでは見られないのですが、内殿には織田信長が寄進した雨樋が現存しているそうです。430年以上前の雨樋がしっかり残っているというのはすごいことですね。
PENTAX Q7,PENTAX-08 WIDE ZOOM,5.9mm,1/640,f4.5,ISO200 Flickrで見る
さくらまつりということで、舞台がしつらえてあります。あああ・・・本殿の左側がフレームアウトしています。しかも08ズームの望遠端を使っているわけですから、広角側にズームすればいいだけという・・・相変わらずヘタクソで涙がでてくらぁ。
普段は目隠しが下ろされているため外殿から内殿を見ることはできませんが、祭が行われていることもあるのか、垣間見ることができます。こんなときに限ってKマウントの長いレンズが手元にないという・・・しかし、Q7＋06ズームで様子を写してみました。
PENTAX Q7,PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM,43.2mm,1/320,f3.2,ISO200 Flickrで見る
普段でも見ることができる楼門の竜と虎の彫刻が素晴らしいのですが、内殿の欄間にも見事な彫刻がほどこされているようです。さすが国宝指定されるだけのことはあります。
PENTAX K-3,smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited,77.0mm,1/250,f5.6,ISO280 Flickrで見る
せっかくなので、FA77 でも撮りました。2枚見比べると、ずいぶん色味が違いますね。現物に近いのは Q7+06 の方でしょうか。画としては FA77 の派手な色の方が美しくみえます。
PENTAX K-3,smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited,77.0mm,1/2000,f2.4,ISO100 Flickrで見る
ああ～ FA77 の本領発揮な画ですわー。ピントの合ったところの解像と、なだらかなボケ。くじを入れる筒の存在感。単なるスナップでこういう画が出てくるから FA77 をやめられずにフルサイズが出るのを待っていた人がいるのでしょうね。DFA100 だと硬くなりそうですし、DA★200 だと圧縮感で平坦になりそうです。
帰り際、エジソン記念碑のあたりでソメイヨシノではない桜が見事に満開になっていました。
PENTAX K-3,smc PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM,55.0mm,1/180,f5.6,ISO140 Flickrで見る
PENTAX K-3,smc PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM,55.0mm,1/180,f9.5,ISO400 Flickrで見る
PENTAX K-3,smc PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM,55.0mm,1/180,f5.6,ISO100 Flickrで見る
背景の竹の緑と花の色の対比が素晴らしかったです。私の腕ではその素晴らしさを切り取れるまで至っていませんが、DA★55 はいい仕事をしてくれています。昨日から4ヶ所回って最後に神様から努力賞をもらったような気がし、気分安らかになって帰路につきました。
