五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

DFA150-450 のための周辺機材(6)~ピークデザイン Slide ストラップ

DFA150-450 を装着したボディをネックストラップで吊ると、マウントがもげそうになるために望遠レンズサポーターで補強してやるというのが前回の記事でした。しかしながら、ボディ側からストラップで吊るとバランスが悪いのは回避しようがありません。DA560 は鏡筒にストラップ環が設けられていて、バランスよく吊った上で手持ちすることができるのですが、DFA150-450 にはありません。じゃあ、三脚座のネジを用いて後付けすればいいという考えに至りました。ストラップをレンズに後付けするなら望遠レンズサポーターで補強する必要はないのじゃ・・・という疑問を持ってはいけません。買えなくなるでしょ?(笑)

加えて、DA560 を運用している際の不満点がありまして、ボディとレンズそれぞれにストラップがついていると、いざ撮影をするときに邪魔になるのです。DA560を使うときだけボディのストラップを外すのは煩雑になりすぎて現実的ではないです・・・と思っていたのですが、両方の課題を解決する製品がありました。

ピークデザインのストラップの秀逸なところは、ストラップを各機材に付けたアンカーと呼ばれるパーツに接続して使いまわせるところです。ボディとレンズそれぞれにアンカーをつけておいて、DA★300以下を使うときはボディ側のアンカーと接続、DA560 や DFA150-450 を使う時はレンズにつけたアンカーに接続することによりその場の状況に応じてストラップ1本で運用することができます。

詳しい説明は輸入代理店の銀一さんのページを見ればいいです・・・といいたいところですが、色々な製品の特徴を見比べるには少々力不足。英語を読む必要がありますが、本家のページの方がわかりやすいです。

ネックストラップは3種類ありますが、一番大きいのはSlideになります。黒と特別色の青と赤がありますが、黒では無骨すぎるために赤を選択しました。赤と言ってもマンフロットのような原色ではなく、茶色系が入った落ち着いた赤です。

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綺麗な外装の箱です。ボディ1台とレンズ2本に付けることを想定していますので、別売のアンカーを購入しています。

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箱はフルカラー印刷されているだけでなく、フタを留めているのは小さく丸いベルクロです。たいへん凝った作りになっています。その分、箱から取り出すのに少々時間がかかりました。

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DFA150-450 はストラップ環がないため、プレートにアンカーを付けてから、ネジ止めをします。プレートはアルカスイス互換とのことです(私は互換雲台を持っていないので意味がありませんが)。アンカーとストラップとの接続は嵌める方式です。上の写真は嵌める途中の状態です。

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アンカーとストラップが接続されました。かなりしっかりしたもので、少々のことでは外れそうにありません。外すのはアンカーを押しながらになりますが、しっかり押し込まないと外れません。

少し使ってみましたが、かなり便利です。ストラップが付け替えられるということだけでなく、速写のためのベルト長さ調節機構が便利です。長期使用でどのくらい信用できるのかは未知数ですが、よければ他のボディもこれに置き換えていきたいと考えています。

6回に渡って DFA150-450 の運用に合わせて購入した機材を紹介してきましたが、かなりお金を使ってしまいました。今年の撮影はこれで乗り切ろうと思います。DFA★70-200 や K-1 は見なかったことにしておきましょう。(いや、めちゃくちゃ気になってるんで、熊本地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじを買ってみますか)