五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

アーバンディスガイズ・クラシック60を購入する

DFA150-450 を購入してしばらく使っていましたが、いままで使っていたロープロのイベントメッセンジャー250には入りません。ご覧のとおり、頭が出てしまいます。

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このバッグは DA★300 がちょうど入る大きさで、DA★200 にボディをつけても入れられるので重宝していましたが、この春に販売終了になってしまいました。もともと使っていたのがくたびれてきていたのもあって、急いで1個確保しました。安いバッグでしたので気兼ねなく使えたこともあって、販売終了が残念です。

さて、DFA150-450 を入れるためには相応の深さがないとダメなのですが、そんなショルダーバッグはなかなかありません。ボディとレンズ1本だけならウエストに付ける速写ケースがありますが、レンズを複数持ち歩いて状況に合ったレンズに交換できるのがレンズ交換式の利点ですので、複数本のレンズを保持できるバッグが欲しくなります。DFA150-450 と 追加レンズが入るバッグとなると、シンクタンクフォトアーバンディスガイズ・クラシック3560になります。35の方がとり回しやすいのは明らかなのですが、バッグに関してはおおむね大は小を兼ねるということで、大きいほうの60を選択しました。値段の差もそんなにありませんし。

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ということで、生まれて初めて3万円を超えるようなバッグを買いました。普段使いのバッグはスーパーで在庫処分してるようなもので充分満足していたのですが、レンズを持ち歩くとなると「欲しい品がこれしかないんだからしゃーない」と金銭感覚完全麻痺です。外箱はありません。説明のボール紙が本体に差し込んである状態です。これ単体でみても大きさがわかりませんが、比較画像を見ると一目瞭然、大きさが全然違います。

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私は体が小さいので、イベントメッセンジャー250でギリギリ取り回しができる大きさなのですが、明らかにそれを超えてます。欧米人のように身長が 高い場合はこれでも振り回せるのでしょうけれど、日本の都会を歩くには少々大荷物の印象です。これぐらいの大きさになるとキャスター付きスーツケースの領域に入ってきます。それでも、DFA150-450 を使いたいなら選択肢はありません。気合で持ち運びすることになります。私は車移動が多いので、現地に着くまではその大きさに辟易することがないので大丈夫なのですが、電車での移動はあまり考えたくありません。

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さすがに高くて大きいバッグですので、仕切り板がちゃんと複数枚付属していたり、レインカバーがついてきます。ストラップも肩のあたるところのパッドが分厚く、いい意味で値段相応です。写真を撮り忘れましたが、別売のバックパックコンバージョンストラップも購入しています。肩が痛くなったときのためと思って買いましたが、取っ手を束ねてセットするので、体は楽になっても、カメラの取り出しなどに手間取りそうです。これぐらいの大きさになるとバックパックを選択する方が筋がいいんでしょうけれど、バックパックになるとカメラの取り出しやレンズの交換が面倒になって機動性が落ちるので、ショルダーバッグにこだわっています。

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ペンタックスKマウントの望遠レンズ揃い踏みです。左から DFA150-450、DA★200、DA★300 になります。さすがに DFA150-450 が入る長さだけあって、DA★200が埋もれているような感じを受けます。DA★200 ですらバッグの高さからすると余裕があるわけで、ペンタックス特有の小さいレンズは底に入れたら取り出すのにかなり苦労します。イベントメッセンジャー250を使っていたときも、DA15、DA21、DA70 を同時に持ち歩こうとすると仕切りが足りなくなるわ、どのレンズをどの順序で入れたのかを覚える必要があるわ、けっこうストレスを溜めることになっていたました。

いろいろと考えた挙句、底の方にあるレンズを取り出すのが難しいという問題を解決する手段を考え付きました。