HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 で春の花を撮る
3/19の土曜日にまたもや長居植物園に行ってきました。サクラの名所は大抵ソメイヨシノなので一斉に咲きますが、植物園ならいろいろな種類のサクラが植えられていると思ったからです。雨上がりの午後でしたので光量は不足気味ですが、雨に濡れた花を撮るのも一興かと思ってでかけました。
しょくぽんの指示通りに進みますが、植物園に入る前にすでに公園でサクラが咲いていました。
市の花コーナーがあって、カンヒザクラ、カンザクラ、シダレザクラ、ヒガンザクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラの7種のサクラが植えられているようです。植物園に入る必要なくなりました(笑)ソメイヨシノまで1週間ぐらい早い状況でして、まだ寂しい感じです。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,34.0mm,1/60,f9.5,ISO400 Flickrで見る
早咲きのサクラは散り初め。
今回のテーマは、キットズームの DA18-50RE でどこまでいい画を撮れるかでした。本気撮りなら DA★16-50 を選びますが、DA18-50RE の小型軽量さは荷物を少なくするときに役立ちますので、使い込んでおこうという意図です。
植物園に入園です。三次元のしょくぽんがお出迎えしてくれます。なかなか愛嬌のある造形ですね。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,50.0mm,1/500,f5.6,ISO400 Flickrで見る
縮小ではわかりにくいですが、ソフトな描写になっています。等倍で切り出してみましょう。
フワッとした描写です。解像感の評価としてはよろしくありませんが、解像感を得ようと思ったら絞ればいいです。花の撮影においてはソフトな描写も活かしようだと思います。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,50.0mm,1/500,f5.6,ISO400 Flickrで見る
奥行きのある構図にしてみました。最大撮影倍率が0.23倍でクォーターマクロなので近寄って絞り開放で撮れば、背景にボケを作ることができます。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,50.0mm,1/125,f11,ISO400 Flickrで見る
絞ればしっかり解像します。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,32.0mm,1/90,f11,ISO400 Flickrで見る
見事な寄せ植えです。さすが植物園。素人ではなかなか難しいかと思います。カスタムイメージはデフォルトの「鮮やか」ではなく「ナチュラル」で設定していますが、多種多様な花の色が鮮やかですね。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,32.0mm,1/500,f5.6,ISO400 Flickrで見る
ハーブ園ではレモングラスティーが振舞われていました。さわやかなレモンの香りが気分をすっきりさせてくれる、いいお茶でした。小さい寄せ植えも見事。木のテーブルの質感がよく写っていますね。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,50.0mm,1/250,f11,ISO400 Flickrで見る
アンズの花です。花はサクラより大きいので、クォーターマクロでも十分に接写できました。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,50.0mm,1/500,f8.0,ISO400 Flickrで見る
アンズはウメとサクラの間に咲くそうです。サクラと言われたら信じてしまいそう(笑)調べてみたら、モモ・ウメ・アンズ・サクラはすべてサクラ属とする分類方法もあるそうですので、似ていて当たり前なのかも。
PENTAX K-5IIs,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,37.0mm,1/500,f4.5,ISO400 Flickrで見る
チューリップも植えられていました。もう少しで花が開くところですね。
曇り空でしたが、撮影を楽しめました。18mmなのでもう少し広角がほしいと思うこともありましたが、クォーターマクロ、ソフトレンズ的効果、絞れば解像、WRで雨粒にも安心とこのレンズ1本でかなり楽しめます。やっぱり優秀なキットレンズでした。