五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art 開梱

標準ズームを2本同時に買うとなると普通の人から見れば暴挙ですが、DA18-50REとSIGMA18-35の2本は性格が全く違いゆえに、今回たまたま同時購入となりました。

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シンプルなデザインの箱の中にはレンズケース、保証書、保証シールとこのレンズ専用の取扱説明書、プロダクトラインの紹介書が入っており、レンズケースの中にはフードとレンズが入っていました。合理的なパッキングだと思います。

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DA★16-50よりも長いです。径は若干小さいでしょうか。DA★16-50はズームすると鏡筒が伸びるので長くなりますが、SIGMA18-35はインナーフォーカスかつインナーズームなので伸びません。重さはSIGMA18-35の方がはるかに重いです。565gに対して810gなので、大変な差があります。

当然の帰結として重いという意見がネット上では散見されます。標準ズームとしては確かに重くて長いレンズですが・・・近似的な重さ・大きさ・長さの純正レンズであるDA★200を手持ちで使うのが当然と思っている私からすれば、普通の重さのレンズとなります。こういう感覚を抱くのは「望遠教」信者や「望遠狂」者なのでしょうけれど。

シグマのレンズはAPO120-400に続き2本目、現行のプロダクトラインに沿ったレンズは初めてですが、シンプルな造形は好感が持てます。レンズ・外箱・Web等モノクロでのデザインを統一的に使ってきているあたり、昔のサードパーティーに対する「安くてそれなり」というイメージから脱却して「質実剛健」を訴求しているのだと強く感じますし、奏功しているのではないのかなと思います。

同時に買ったDA18-50REやDA★16-50との選択で、外出のパッキング時に悩むことになりそうです。