五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

大阪伊丹空港周辺で DA560 を振り回す

望遠狂な私は千里川土手にも DA560 を持ち込んだのですが、DA50-200で十分と思いました。離陸機を撮るには空気が揺らぎすぎですし、着陸機を撮るとこうなります。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/3000,f8.0,ISO400 Flickrで見る

千里川土手における迫力が出ているかと言うと、そうじゃないと感じる画になっちゃいますね。単焦点ということもあって、長すぎるのも困ったものです。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/1500,f5.6,ISO400 Flickrで見る

せっかく長筒を持ってきたのに、持ち腐れでは面白くないので、たまたま目の前に来た雀を撮りました。ピント精度はいいのですが、羽のところと頭のところで既に被写界深度から外れているという・・・f11ぐらいまで絞らないといけないようです。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/1000,f8.0,ISO400 Flickrで見る

ボケは自然な感じですが、解像を優先しているのか、少し描写が固いですね。HDコーティングのためか、コントラストが高いのも影響してるのかも。Lightroom で自動補正するとコントラストを下げる方向で補正されることがほとんどです。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/350,f8.0,ISO400 Flickrで見る

DA560 を購入してから4ヶ月ほど経ちました。しっかりと構えることができれば、1/350でもブレずに撮ることができます。鏡筒がピタッと止まっているわけではないので、手振れ補正の助けを借りての結果ですけれど。ちょっと気を抜くと途端にブレ量産しちゃいます。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f9.5,ISO140 Flickrで見る

ここからはスカイランドHARADAで撮りました。エンジンの下が切れているのが惜しいですが、機体下の空気のゆらぎがいいですね。DA560 らしい迫力ある画になりました。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/500,f9.5,ISO200 Flickrで見る

エンジン排気のせいで、ふにゃぁとした画像になったのがこちら。縮小だと感じませんが、等倍だと"STAR ALLIANCE"の文字もユレユレです。もちろん、空港はエンジン排気による空気のゆれが宿命ですが、DA560ほどの焦点距離になると、他の場面でも常に意識が必要と思います。帰宅して全部ガッカリ写真だったというのは残念ですので。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/350,f8.0,ISO140 Flickrで見る

「ゆる鉄」ならぬ「ゆる飛行機」を目指しましたが、難しいです。手前でボケているのは小さなひまわり。二線ボケのように見えるかもしれませんが、そうじゃないです。

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PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 560mmF5.6ED AW,560.0mm,1/1000,f8.0,ISO280 Flickrで見る

パイロットがこちらの方を見ておられるのまではっきりと写っています。これだけ迫れるのも、伊丹空港の撮影のしやすさと DA560 の焦点距離のおかげ。また行って写してみたいですね。