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五稜鏡記

写真機についての感想、主にKマウント機。

リアコンバーターA2X-Lはなぜ現行品なのかを考えた

一つ前の記事で DA★200 と リアコンバータ A2X-L の組み合わせは推奨しないと書きました。このブログでは、できるだけ長所を取り上げて短所はサラッと書くのをモットーにしているので、記事を公開するまでに良いところの書きようがないか考えて何枚か試写もしましたが、やはり推奨できる部分がないと判断して公開しました。

 試写してほんの少しだけ見直したのは、マクロ的に撮影したとき、ピントの合ったところはきちんと描写されているところです。しかしながら、ボケが紗のかかったようになって美しいとはいえないものですし、三脚座がないためマクロ撮影は実用的ではありませんし、遠距離撮影はボヤっとした写りになってしまいます。

じゃあ、なぜ今でも現行品として堂々とカタログに載っているのか?在庫がまだ掃けていないのかと思いきや、私が2013年に新品で入手したものはベトナム製。さらに存在価値がなさそうなA1.4X-Lも現行品なので、在庫限り品とは考えにくいです。

少し話はそれますが、77mm径のレンズキャップは O-LC77 が現行品なのですが、なぜか未だに A 77mmも現行品として販売しています。

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旧ロゴが大好きな私は、使いにくいのを承知でレンズキャップ A 77mmを購入してDA★200 と DA★300 につけていますが、未だに現行品なのがよくわからない品です。

どうも DA14 に同梱されているレンズキャップがこれらしいのですが、フードならともかく、レンズキャップの改良変更ぐらいは支障ないと思いますし、品目が増えれば在庫管理の手間も増えるのでよくわかりません。

閑話休題。2003年5月のレンズカタログによれば、A2X-Lとの組み合わせが可能なレンズは次のとおりとなっていました。

  • FA★250-600mm F5.6
  • FA★200mm F2.8
  • FA★300mm F2.8
  • A★300mm F2.8
  • A★400mm F2.8
  • A400mm F5.6
  • 500mm F4.5
  • FA★600mm F4
  • A★600mm F5.6
  • A★1200mm F8

う、うーん。ロクゴーロクズーム、サンニッパ、ヨンニッパ、ロクヨン、果てはロクヨンの倍。A2X-L を装着すると 2400mm F16 とかQ7にアダプターつけてさらに4.6倍の11040mmにして遊んで見たくなります。収差や小絞りボケが酷くて画にならないでしょうけれど・・・

ペンタックスはKマウントを頑なに守ってきたことからわかるように、過去の製品に対する「おもてなし」が手厚いと感じています。デジタルになる前、写真が今ほど手近にない時代に、たいへん高価なレンズを買ってくれたユーザーに対するアフターサービスとして A2X-L は存在するのかもしれません。

しかしながら・・・先述したレンズキャップのことも踏まえると、ちょっと度が過ぎているのではないかとも思います。やっぱり販売計画や在庫管理がガバガバだったのでは・・・と勘ぐってしまいたくなります。

願わくは最新設計でサンニッパを出したり、防滴でないDAレンズをリニューアルしたりで、現行品を現代基準のものにして欲しいなと思います。