HD DA18-50 と smc DA★16-50 の広角側比較
東大阪市にある枚岡公園(ひらおかこうえん)がどんなところか見に行きました。低山ハイキングが楽しめ、生駒山へのアプローチとして便利なところです。
左の道路の斜度がかなり高いのがお分かりになるかと思いますが、これでも国道です。最大斜度31%の「酷道」として有名な国道308号、暗峠(くらがりとうげ)を味わうのにも便利な公園になっています。
枚岡山展望台から DA18-50 を使って撮ったのがこちらになります。
PENTAX K-3,HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE,18.0mm,1/250,f8.0,ISO100
中心部を拡大して等倍で見ていただきましょう。順にf4.0とf8.0です。
開放ではフワーとしていますが、絞るとしっかりした画になるのがわかります。同じ構図で DA★16-50 の広角端16mmにて撮ったときの等倍切り出しも並べてみます。順にf2.8、f4.0、f8.0です。
解像に関しては、DA★16-50 よりも DA18-50 の方が優秀に見えます。広角で2mmの差は大きいとはいえ、キットズームと★レンズです。本来なら格が違う描写を見せてもらわないといけないのに、同等どころか負けてるんじゃないかと。
軽い気持ちでブログのネタでも・・・と撮り比べをしたのですが、帰宅してこの画像を見比べたときにちょっとショックを受けてしまいました。DA★16-50は嵌まれば素晴らしい画を出してくれるレンズだと思いますが、8年前に発売されたレンズであることも確かです。この8年間の間に、ボディの性能がどんどんと向上してしまったので、オールドレンズに近い位置づけに追いやられたのかもしれません。
広角端だけの比較なので、レンズ自体の評価をするのは早計ではありますが、コストパフォーマンスを考えると、DA★16-50をおすすめできる場面は限られてきそうです。